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ホームステイ 〜感動編〜
ホストマザーは教師
社会福祉学部 臨床心理学科 3年
紺野 友也
始まりはハプニングから!?

▲ホストファミリー宅からの景色
私のホームステイは、渡航直前にステイ先が変更になるというハプニングから始まりました。ホストファミリーは70歳近いマザーのみで、良い関係を築けるか不安になりながら飛行機に乗っていました。しかし、実際に彼女に会ってみると、元教師という経歴もあり、気遣い、人間性が素晴らしく、私と家族のように接してくれたため、とても居心地の良い時間となりました。
コアラのマーチは不発
ホストマザーとの普段の生活は、一緒に食事をすることやテレビを見ること、英語の発音を教えてもらうこと、日本の文化を伝えることなどを通して交流していきました。私は名前を早く覚えてもらいたいと考えていたため、Tomと呼んでもらうようにお願いし、距離を縮めていきました。他にも交流するための手段で、日本からオーストラリアにちなんでコアラのマーチと折り紙を持っていきました。
コアラのマーチにはあまり関心がなく、不発に終わってしまい残念でしたが、折り紙で鶴をプレゼントしたところ、興味を示しとても喜んでくれたので嬉しかったです。
未知なる文化への誘い

▲マザーにふるまってもらったカンガルーの肉
ホームステイ中に2回もカンガルーの肉をご馳走になりました。カンガルーの肉は牛肉のような風味、噛みごたえのある食感、そして塩が良く合いました。
1日フリーの日には世界遺産や植物園、美術館などへ連れて行ってもらい、その地の歴史や魅力を教えてもらいました。中でもブルーマウンテンズ国立公園で見た雄大な景色が印象に残っています。これら私の好奇心をくすぐる多くの異文化体験を企画してくれたマザーには感謝の一言です。
かけがえのない財産

▲ブルーマウンテンに向かうフェリーにて
渡航前までは1か月間シドニーで過ごしていけるか不安でしたが、そんな気持ちを払拭するほどの貴重な経験を数多くできたことは大きな財産です。そして何よりホストマザーの人間性の素晴らしさを感じたホームステイでした。
ホストマザーの気遣いはもちろんのこと、人種や出身など、分け隔てなく全ての人を受け入れようとする彼女の姿勢が大きな学びであり、私自身の、周りの人々に対する振る舞いを見直すきっかけとなりました。